ArduinoとESP-WROOM02とESP-WROOM32の違いとは?

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こんばんわ!

今更かと思いますが、ArduinoESP-WROOM-02ESP-WROOM-32

違いについて紹介したいと思います!

 

・まずはそれぞれの説明をしていきます!

Arduinoとは」

・Arduinoは2005年にイタリアで始まって、当時入手可能であった他の学生さん向けの

ロボット製造用コントロールデバイスよりも安価なプロトタイピング・システムを

製造することを目的にスタートしたそうです!

 

このArduinoの登場で電子工作はかなり手軽に出来る様になりました!

それまではPICマイコンなどが主流でいろいろ大変でした(;^ω^)

 

・ArduinoはAVRマイコン、入出力ポートを備えた基板と、C言語を元とした

Arduino言語とそれの統合開発環境(Arduino IEDなど)から構成されるシステムです。

 

(AVRマイコンとは、米国アトメル社のマイクロコンピュータのことらしいです。

PICのライバル種でもあり、PICより使いやすいらしいです。)

 

組み立て済みの基板を購入することもできますが、オープンソースハードウェアであり、

誰でも自分の手で Arduino を組み立てることができます。

 

・Arduinoの種類はいろいろあり、調べるだけでもなんと数十種類出てきます!

この中でも代表的な物を挙げたいいと思います^^

 

「Arduino Uno」

・これが一番定番で良く使われます!

 

価格は2,500 円ほどで、デジタルピンは14本(内6本はPWM出力)、

アナログピンは6本あります!

フラッシュメモリーは32KBです!

 

「Arduino MEGA 2560」

・サイズもデカくなるがデジタルピンはなんと54本(内15本はPWM出力)、

アナログピンは16本も使えちゃいます!!!

価格は4900円ほどでフラッシュメモリーも256KBあります!

 

これだけピンがあれば、

ピンが足りないってことは相当な物を作らない限り無くなりますね!

 

「Arduino Nano」

・小さいけどArduino Unoよりも少し優れている!

デジタルピンは14本(内6本はPWM出力)で

アナログピンUnoよりも2本多く、8本もあります!

 

価格は4200円ほどで、フラッシュメモリーは16KB or 32KBです!

 

 

・以上、これらが定番かと思います!

他にもAruduino MiniやArduino Micro、Arduino Due、Arduino Leonardo

などなどまだまだあります(´;ω;`)

 

※価格はスイッチサイエンスさんの価格なので、

Amazonさんなどで探せばもっと安いです!




ESP-WROOM-02とは」

・Espressif SystemsのSoC、ESP8266EXを搭載したWiFiモジュールであり、

技適取得済みのため、日本国内で問題なく使えます。

 

とにかく価格がダントツで安い!

単体のみで買うと400円前後で買えてしまい、

IoTが低コスト、尚且つ簡単に作れるようになりました!

 

・開発環境はArduinoと同じArduino IDEを使って開発することができます!

※ESP-WROOM-02Dというモデルも新しく出てますが、無線周波数の性能を最適化されたものなので良くなってます!

ESP-WROOM-32とは」

・ESP-WROOM-02の後継機として登場しました!

大きな違いとしては驚愕なデジタルピンとアナログピンの数です!

こちらも技適取得済みのため、日本国内で問題なく使えます。

 

これ一台あればピンに困ることはまずなくなると思います!

・開発環境はArduinoと同じArduino IDEを使って開発することができます!

※ESP-WROOM-32Dというモデルも新しく出てますが、無線周波数の性能を最適化されたものなので良くなってます!

 

・ESP-WROOM-32 (ESP-WROOM-32D)
38pinモデル

電子工作ステーション 1100円(送料無料)(30pinモデル)

電子工作ステーション 1200円(送料無料)(ESP32D)(38pinモデル)

秋月電子 1230円+送料(38Pinモデル)

 

※楽天にて横幅を細くしたバージョンが登場‼(2021年10月追記)

pin番を無くした代わりに細くなっているので、ブレットボードで使いやすくなりました‼

6極ブレットボードではなく定番のブレットボードで使えるようになるのでススメです⇩⇩⇩

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楽天で購入

 

 

では、それぞれのピンの数やスペックを表にしてまとめてみたいと思います!

Arduino UnoESP-02ESP-32
発売日2010年2015年7月 ※12017年2月 ※1
デジタルピン14本9本(実質6本)21本
アナログピン入力(ADC)6本1本16本
アナログピン出力(DAC)2本
動作電圧5V3.0-3.6V2.2-3.6V
平均消費電力80mA80mA
SRAM2KB36KB520KB
フラッシュメモリー32KB2MB4M
WI-FI802.11b/g/n802.11b/g/n
Bluetooth××
価格 ※13240円600円700円

 

※1 スイッチサイエンスさんの公開情報を元にしています。

価格などは秋月電子さんなどを参考にしていただいた方が安いです。

 

・このように表にして見るとESPシリーズが圧倒的にすごいのが良くわかりますね!

Arduinoで長いコードを書こうとすると容量の心配が出てきますが、

ESPシリーズならその心配はほぼ無くなります!

 

現在は母校でもArduinoからESPシリーズの授業を取り入れるなどされてきており、

今後はIoTの作品がどんどん出回るようのが期待されます^^

 

このサイトでもESOシリーズを取り扱った工作を多数ご用意しておりますので、是非挑戦してみてください^^

 

以上、ご訪問ありがとうございました^^



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