Arduino Pro Miniを使ってみた‼(CH340E)
こんにちは!
今回はArduino Nanoよりも小さいArduino Pro Mini(互換ボード)を使ってLチカを試してみたいと思います。
Arduino Pro Miniは、USBインターフェースなどが直接接続できないため、書き込みをできるようにする別途部品が必要になります。
その分コンパクトになっているので、用途次第ではとても便利なマイコンとなります。
Arduino Nanoと基板を比較すると、Nanoは約43mm×18mmに対し、Miniは約33mm×18mmになります。
Arduino Pro Miniには[ATmega168 5V/16MHz] [ATmega168 3.3V/8MHz] [ATmega328P 5V/16MHz] [ATmega328P 3.3V/8MHz]の合計4種類の設定があります。
今回は ATmega328P 5V/16MHz動作のものを使用します。
部品は電子工作ステーションさんで販売している物だけで揃えられるので、恐らくどこよりも安く揃えられると思います‼
それでは、早速Lチカの方を試して参りたいと思います。
①「部品準備」
・Arduino Pro Mini(互換ボード)
電子工作ステーション 710円(送料無料)
・USBシリアル変換モジュール (CH340E)
電子工作ステーション 370円(送料無料)
※今回はType-Cで接続できるようにします。
・ブレッドボード(400穴)
電子工作ステーション 230円(500円以上で送料無料)
・ジャンパーワイヤー(メス・メス)(4本)
電子工作ステーション 105円(500円以上で送料無料)
・Type-Cケーブル(持っていなければ)
電子工作ステーション 330円
合計1415円‼(Type-Cケーブルは除く)
ちなみに電子工作ステーションさんのはんだ付けオプションサービスを使えば、はんだ付け不要で作ることができます‼
②「簡易回路」
Arduino Pro MiniをUSBで接続できるようにし、コンパイルできるようにします。
Arduino Pro Mini | CH340E |
DTR | DTR |
TXO | RXO |
RXO | TXO |
VCC | 5V |
GND | GND |
※豆知識([ATmega328P 5V/16MHz] 版しか買ってなければ特に気にすることではありません)
[ATmega328P 5V/16MHz] 版と[ATmega328P 3.3V/8MHz]版は外観から見分けがつかない場合があります。
何も接続しない状態でRAWに+5Vを与え、VCCの電圧が約+3.3Vならば[ATmega328P 3.3V/8MHz]版、約+5Vならば+[ATmega328P 5V/16MHz] 版と区別が可能です。
③「開発環境」
・Arudino IDEをまだインストールされていない方はまず、ダウンロードします!
Arudino IDEダウンロードリンク→こちら
・次に、IDEを開き「ツール」→「ボード」→「Arduino AVR Boards」→「Arduino Pro or Pro Mini」を選択します。
これで準備完了です‼(IDE2.1.1の例)
古いIDEVerの場合、この手順に加え、「ツール」→「プロセッサ」→「ATmega328P(5V,16MHz)」を選択します。
これで開発環境は整いました‼
④「プログラミング」
あとはプログラムが書き込めれば完璧です‼
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 |
//13番ピンを使いLチカ void setup() { pinMode( 13, OUTPUT ); } void loop() { digitalWrite( 13, HIGH ); delay(1000); digitalWrite( 13, LOW ); delay(2000); } |
書き込みが成功すると、マイコンに内蔵されているLEDが点滅します。
13番PinにLEDを差すと同じように点滅しますので、をお持ちの方は試してみてください。
このようにしてArduino Pro Miniにプログラムを書くことは可能になります‼
小さな物にマイコンを埋め込みたい時にはとても便利な物かと思います。
以上、ご閲覧ありがとうございました^^