DFPlayer miniを使ってみた‼(Arduino編)
MP3プレイヤーモジュールの定番、DFPlayerオーディオモジュールで音楽を再生させてみたいと思います‼
複雑そうに見えますが、結構簡単に再生できるので、是非参考になれば幸いです♪
①「部品準備」
・DFPlayer mini (MP3プレイヤー)
電子工作ステーション 260円+送料(200円以上で無料)
※正規品と互換品がございますが、今回は互換品を使っています。
正規品で試されたい方はこちら⇩
電子工作ステーション 1300円+送料無料
秋月電子 1050円+送料
・正規品と互換品を比べた記事はこちら↓↓↓
・スピーカー
電子工作ステーション 150円+送料(200円以上で無料)
※今回は電子工作ステーションさんのラウドスピーカーを使ってます。大きな音を出したい場合は
大きめのスピーカーをお勧めします。⇩
・Arduino UNO
電子工作ステーション 1110円(送料無料)(互換ボード)
※UNO以外の物でも大丈夫です。
・microSDカード(32GBまでサポート)
今回はサンディスクのmicroSDカードを使っています。
(既にお待ちであればそちらを使って頂いても問題ないです。)
※1曲の容量は5Mもしないので、1Gもあれば十分かと思いますが、今どき1GBのSDカードは割高になるので注意。
※32GBより大きいSDカードを使うと対応していない可能性があるのでご注意ください。
・抵抗1kΩ(1本)
電子工作ステーション 3円+送料(200円以上で無料)
・ブレットボード(どんな形状でもOK)
電子工作ステーション 約235円+送料(500円以上で無料)(400穴)
・ジャンパーワイヤー (オス・オス)
電子工作ステーション 1セットで約100円(送料500円以上で無料)
・みのむしクリップ (2本)
みのむしクリップ 1本で 約45円(送料500円以上で無料)
②「配線」
③「ライブラリーのインストール」
Arduino IDEでDFPlayer miniを使えるようにするにはまず、「DFRobotDFPlayerMini.h」をインストールします。
インストールの仕方⇩
「Arduino IDEを開く」→「ツール」→「ライブラリーを管理」→検索をフィルタ に「DFRobotDFPlayerMini」と入力
そうすると下記の画像のように出てくるので、これをインストールします。
完了したら次はmicroSDカードに音楽を入れましょう‼
④「microSDカードに音楽を入れる」
PCにSDカードを差してフォルダーなどは作らずに、ダイレクトにMP3音楽を入れます。
入れ終わったらPCから抜き、DFPlayer miniにSDカードを差しましょう‼
ここまでできたらいよいよプログラミング‼
⑤「プログラミング」
下記のプログラムはmicroSDカードに入っている音楽を流すプログラムです。
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//1曲流すプログラム。 #include "Arduino.h" #include "SoftwareSerial.h" #include "DFRobotDFPlayerMini.h" // IO10をRX, IO11をTXとしてアサイン SoftwareSerial mySoftwareSerial(10, 11); DFRobotDFPlayerMini myDFPlayer; void printDetail(uint8_t type, int value); void setup() { mySoftwareSerial.begin(9600); Serial.begin(9600); Serial.println(); Serial.println(F("DFRobot DFPlayer Mini Demo")); Serial.println(F("Initializing DFPlayer ... (May take 3~5 seconds)")); // DFPlayerを初期化します。USBピンを使ってなければ、デバイスはSD(TF)カードが選択されます。 if (!myDFPlayer.begin(mySoftwareSerial)) { // 2秒以内に初期化できなかった場合はエラーメッセージを表示 Serial.println(F("Unable to begin:")); Serial.println(F("1.Please recheck the connection!")); Serial.println(F("2.Please insert the SD card!")); while (true) { delay(0); // Code to compatible with ESP8266 watch dog. } } Serial.println(F("DFPlayer Mini online.")); myDFPlayer.volume(20); // ボリュームをセット。(ボリュームは0から30の値で指定可能) myDFPlayer.play(1); // 先頭のmp3ファイルを再生 } void loop(){ } void printDetail(uint8_t type, int value) { } |
ビルドが上手くいったら音楽が流れます‼
⑥「結果」
上手くいくとランプが光こんな感じに流れます⇩
今回はスピーカのサイズ的に音量が小さめとなって今いましたが、良い感じに音楽が再生されました‼
もっと大きな音量にしたければ、スピーカを大きいやつにし、アンプも付け加えれば大音量で音楽を楽しめるようになります‼
※元の音源はこちらです ↓ (比較の参考にどうぞ)
ノイズに関しては、スピーカの近くで聞くと多少ありますが、30cmくらい離れたところから聞く分には全然気にならない領域でした‼
一応正規品とも音質を比べてみましたが、やはり正規品の方が間近で聞く分にはノイズ低めでしたが、30cm以上離れて聞く分には全然違いが分からないレベルの音質でした‼
なので自分は安い方で良いかなって思ってしまいました(笑)
追記(2023年3月)
・電子工作ステーションとAmazonで購入したDFPlayer MiniはESP32では使えませんでした。
確かに仕様をよく見るとArduino対応と書いてありました。もしかしたら何かやり方があるのかもしれませんが現時点では不明です。
Arduino以外で使用したい場合は正規品のDFPlayer Miniの購入をお勧めします。
追記(2023年9月)
・電子工作ステーションさんで現在売られている物は、2種類のバージョンがあるそうで、MP3-TF-16Pは内蔵LEDが青色、
MP3-TF-16P V3.0は赤色となっているそうで、ロットによって変わるためどっちが送られて来るか分からないそうです。
また、本記事でも使用しているMP3-TF-16P V3.0よりもMP3-TF-16Pの方が音が少し小さい(正規品ぐらい)らしいです。
以上、ご閲覧ありがとうございました♪