便利なマイコンESPシリーズ比較(ESP32,ESP-WROOM-02,ESP-01)

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こんにちは‼

今回は、マイコンの定番、ESPシリーズについて、性能などを比較していきたいと思います‼

ここ数年で凄い種類が増えたESPシリーズ、分かる範囲でご紹介していきますので、少しでもご参考になれば幸いです♪

 

ESPシリーズとは、ESP8266EXを内蔵したマイコンのことであり、それにどの機能をプラスしたかによって種類が変わることになります。

数あるシリーズを紹介していきたいと思います♪

「ESP-WROOM-02シリーズ」

開発会社:Espressif Systems

2015年8月5日に秋月で発売開始され、IoTが数百円で作れるようになった時代が来たと、感動しました‼笑

仕様 ESP-WROOM-02 ESP-WROOM-02D ESP-WROOM-02U
WiFi 802.11 b/g/n 802.11 b/g/n
Bluetooth
SRAM 80KB 80KB
フラッシュ 2MB(標準),4MB 2MB(標準),4MB
電源電圧 3.0V-3.6V DC2.7~3.6V
消費電流 平均80 mA 平均80 mA
動作温度 -40℃~+125°C -40℃〜85℃
セキュリティ WPA/WPA WPA/WPA
暗号化 WEP/TKIP/AE WEP/TKIP/AE
内臓センサー
技適 取得済み 取得済み
モジュールサイズ(mm)
発売日(秋月電子)
2015年8月5日 2018年4月24日
値段(秋月電子) 320円 360円

ESP-WROOM-02Dは、主に無線箇所をより安定改良したモデルです。

※秋月電子の値段は、2021年12月のものです。

番号 名称 働き
1 3V3 3.3V電源(VDD)
2 EN チップイネーブルピン アクティブ・ハイ
3 IO14 GPIO14/HSPI_CLK
4 IO12 GPIO12/HSPI_MISO
5 IO13 GPIO13/HSPI_MOSI/UART0_DCTS
6 IO15 GPIO15/MTD0/HSPICS/UART0_RTS
7 IO2 GPIO2/UART1_TXD
8 IO0 GPIO0
9 GND GND
10 IO4 GPIO4
11 RXD UART0_RXD/GPIO3
UARTダウンロードの際の受信ピン
12 TXD UART0_TXD/GPIO1
UARTダウンロードの際の送信ピン
13 GND GND
14 IO5 GPIO5
15 RST リセットピン
16 TOUT A/D変換器の入力ピン。電源電圧をA/D変換する場合は、このピンをフローティングにする。
17 IO16 GPIO16
RSTピンと接続し、ディープ・スリープモードからウェイク・アップするのにも使われる。
18 GND GND

 

「ESP-WROOM-32シリーズ」

開発会社:Espressif Systems

ESP-WROOM-02よりも、大幅にバージョンアップし、Bluetoothや、接続できるピン数が増えました‼

その他スペックも一気にバージョンアップした優れものですが、お値段やサイズも一回り大きくなっているので、用途によっては使い分けた方が良いです。

ESP-WROOM-32開発キット

 

仕様 ESP-WROOM-32 ESP-WROOM-32D ESP-WROOM-32E
ESP-WROOM-32U
WiFi 802.11 b/g/n 802.11 b/g/n 802.11 b/g/n IEEE 802.11b/g/n
Bluetooth v4.2 v4.2 BR/EDR/BLE v4.2 BR/EDR/BLE v4.2 BR/EDR/BLE
SRAM 520KB 520KB 520KB 520KB
フラッシュ 4M 4MB(32Mb)
4 MB(標準), 8 MB, 16 MB
 4 MB(標準), 8 MB, 16 MB
電源電圧 2.2V~3.6V 2.7V~3.6V 3V~3.6V 3V~3.6V
消費電流 平均80 mA 平均80mA 平均80mA 平均80mA
動作温度 -40℃~+85°C -40℃~+85°C -40℃~+85°C  -40℃~+85°C
セキュリティ WPA/WPA2/WPA2-エンタープライズ/WPS WPA/WPA2/WPA2-エンタープライズ/WPS WPA/WPA2/WPA2-エンタープライズ/WPS
暗号化 AES/RSA/ECC/SHA AES/RSA/ECC/SHA AES/RSA/ECC/SHA
内臓センサー ホールセンサ、温度センサ ホールセンサー、温度センサー ホールセンサー、温度センサー
技適 取得済み 取得済み 取得済み
モジュールサイズ(mm) 18 x 25.5 x 2.8 18  x 25.5  x 3.1 18 x 25.5 x 3.1 18 x 19.2 x 3.2
発売日(秋月電子) 2017年2月1日 2018年5月21日 2020年11月2日
値段(秋月電子) 550円 330円 360円

ESP-WROOM-32Eは、ESP32 ECO V3というリビジョンのチップを搭載しており、それにより各バグが解消されているそうです。

詳しく知りたい方はこちらをご参考に⇩

ESP32-WROOM-32Eについて、従来品との違い

※秋月電子の値段は、2021年12月のもので、モジュールのみの値段です。

 

デジタル入出力ピンは22本、アナログ入力ピンは16本、アナログ出力(DAC)は2本使えます‼

各ピンの配置はこちら↓

参考

「ESP-01シリーズ」

ESP-01 は AI-Thinker 社が開発した小型の Wifi モジュールで、Espressif Systems社のESP8266 を装備した物です。

上記で紹介したESP-WROOM-02よりも小型なので、用途によってはより一層化小型化ができそうです。

 

また、ESP-01シリーズは数多くのモデルが出ており、現在はESP-14まであるそうです。

各違いは、PIN数やサイズ、内臓LEDの有無、シールドの有無などが変わってきます。

 

現時点では、秋月電子での販売は無さそうですが、Amazonなどで200円程で入手できます。

但し、技適を取得していないようなので日本では使えないようです。

 

ESP-01


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