MH-Z19D(二酸化炭素センサー)を使ってみた‼(ESP32編)

最終更新日

Comments: 0

こんにちは‼

 

CO2を測定するための定番センサー「MH-Z19」シリーズの最新モデルが出たので、今回はそれを使いCO2を測定してみたいと思います。

MH-Z19シリーズは、MH-Z19Aから始まり、B、Cと出て、今年2021年にMH-Z19Dという最新モデルが2021年半ばぐらいに登場しました‼

果たして性能は上がっているのか、いじってみたいと思います♪

MH-Z19D

 

使用例

・部屋のCO2濃度の測定

・ハウス植物のCO2濃度測定

①「比較」

製品モデルMH-Z19AMH-Z19BMH-Z19CMH-Z19D/MH-Z19E
対象ガスCO2CO2CO2CO2
動作電圧3.6V~5.5V4.5V~5.5V5V(+-0.1V)5V(+-0.1V)
平均電流<18mA<20mA<40mA<40mA
インターフェイスレベル3.3V (と互換性5v)3.3V (と互換性5v)3.3V (と互換性5v)3.3V (と互換性5v)
測定範囲0~5000ppm0~5000ppm400~5000ppm400~5000ppm
出力信号UART/PWMUART/PWMUART/PWMUART/PWM
予熱時間3分3分1分1分
再sponse時間t90<90秒t90<120st90<120st90<120s
動作温度0~50℃0~50℃-10~50℃-10~50℃
重量10g5g5g5g
寿命5年5年10年10年

 

見ての通り、今のところCタイプとDタイプの違いが判りません(;^ω^)

もしかしたら仕様は同じで、工場によってモデル名が変わっただけかもしれません。

※MH-Z19Eは、MH-Z19Dと使用は同じです。(工場の都合でモデル名が変わりました。)


②「部品」

・MH-Z19D (MH-Z19E)

電子工作ステーション 2450円(送料無料)(MH-Z19E)

※MH-Z19Eは、MH-Z19Dと使用は同じです。(工場によってモデル名が変わるそうです)

 

ESP-WROOM-32

電子工作ステーション 1090円(送料無料)(30pinモデル)

秋月電子 1230円+送料(38Pinモデル)

 

※楽天にて横幅を細くしたバージョンが登場‼

pin番を無くした代わりに細くなっているので、ブレットボードで使いやすくなりました‼

6極ブレットボードではなく定番のブレットボードで使えるようになるのでススメです⇩⇩⇩

 

電子工作ステーション 1350円(送料無料) (NodeMCU-32)

 

・5V出力昇圧DCDCコンバーター

電子工作ステーション 250円(500円以上購入で送料無料)(pinはんだ済み)

秋月電子 300円+送料(pinはんだ未接続)

 

・通信用マイクロUSBケーブルタイプB (家に無ければ)

電子工作ステーション 990円(送料無料)

ESP-WROOM-32とパソコンを繋ぐためのケーブルです。

スマホ用充電専用タイプだと使えないのでご注意ください。

 

・ブレットボード(6穴版)

6穴版 EIC-3901(秋月電子:280円)

 

・ジャンパーワイヤー (オス・オス)

電子工作ステーション 1セットで100円(送料500円以上で無料)

(ESP32と5V出力昇圧DCDCコンバーターを繋ぐために使用)

 

・ジャンパーワイヤー(オス・メス)

電子工作ステーション 1セットで100円(送料500円以上で無料)

(ESP32と5V出力昇圧DCDCコンバーターとMH-Z19Dを繋ぐために使用)

 

③「回路図」

秋月電子のDCDCコンバータをご使用の場合は、まずpinをコンバータにはんだ付けしましょう。

 

次に、センサー裏面にpin名が書いてあるのでそちらを参考に接続しましょう。

 

MH-Z19DESP32(接続pin)
Tx4(D4)
Rx5(D5)

 

MH-Z19D5V出力昇圧DCDCコンバーター(秋月電子)
V1nO (OUT)
GNDG (GND( – ))

 

5V出力昇圧DCDCコンバーター(秋月電子)ESP32(接続pin)
I (IN(ハンだの箇所が四角い方))5V( + )
G (GND( – ))GND( – )

秋月電子のDCDCコンバータの使用例。

※各部品は上記の図と形が違う場合があるので、差し間違えに注意を。

④「開発環境」

・いよいよプログラミングですが、その前にMHZ19をArduinoIDEで使えるようにするため、今回はGitHbuで公開されているライブラリ、

「MHZ19_uart.h」というものを使わせて頂きますので、ArduinoIDEにこちらのライブラリーを入れてください。

 

手順は簡単で、こちらからライブラリーをダウンロードして解凍します。

 

・解凍が終わりましたら「mhz19_uart-master」というフォルダーごと

「libraries」(C:\Users\…..\arduino\libraries)に入れるだけです。

 

後はArduinoIED起動させ、ファイルスケッチ例の中にmhz19_uartがあれば準備完了です。

⑤「プログラミング」

プログラミはMH-Z19Bなどと同じプログラムで動きました‼

MH-Z19Cタイプでも同じ回路、同じプログラムで動くと思われます。(未確認)

 

ちゃんと通電すると、まずセンサーの白い布部分がオレンジ色にゆっくり点滅します。

シリアルモニターを開き、

みたいな表示がされれば成功です‼

 

1分ほどするとco2の数値が変わり、正確な値になっていきます‼

窓前回なので空気が良いです‼

※tempは大よその気温です。

⑥「結果」

窓全開なのでとても空気が良いです‼

 

食後の臭い息をやってみた⇩

臭過ぎたのか、5000を超え測定不能状態(笑)

※実際は、臭いは関係ないと思われます。

 

こんな感じで、結果がすぐ出ると楽しいですね♪

 

数値の基準は、こちらの票をご参考に⇩

CO2濃度の大まかの基準です。

350~500ppm外気
500~1000ppm一般的な屋内
1000~2000ppm
悪い室内空気環境
2000~2500ppm
眠気を感じてくる人が出てくる
2500~3000ppm
肩こりや頭痛を感じてくる人が出てくる
3000ppm~
集中力などが低下してくる

ちなみに、日本での二酸化炭素濃度の基準値は建築物衛生法によって、

居室内は1,000ppm以下、幼稚園、保育園、学校は1,500ppm以下と定められています。

 

是非、これでより良い環境を作り、人生エンジョイしていきましょう♪

以上、ご閲覧ありがとうございました♪


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

コメントする