BASIC搭載パソコン「MachiKania type P」簡用キットの使い方‼
こんにちは!
今回はMachiKania type Pとraspberry Pi Picoを使って簡単にBASICプログラムを動作できるようになる素晴らしいキットをご紹介いたします‼
MachiKania type Pとは、Raspberry Pi Picoを利用してBASICプログラムを動作させることができる、オープンプラットフォームです。
キーボードなども取り付けられ汎用性の高いボードですが、今回は初心者でも簡単に作れるように
シンプルに最小限だけの部品をセットにした簡用キットのご紹介となります。
電子工作ステーションさんにて、その簡用キットが発売され、作り方を紹介してほしいとのご要望をいただきましたので、
今回は簡用キットの作り方、使い方をご紹介していきます。
また、付属している「2.8インチタッチパネルTFT液晶ディスプレイモジュール (ILI9341)」はSDカードに対応しております。
SDカードが必要になりますのでご注意ください。
①「部品準備」
BASIC搭載パソコン「MachiKania type P」の簡易キットは電子工作ステーションのみで入手可能です。
・BASIC搭載パソコン「MachiKania type P」簡易キット
電子工作ステーション 3950円(送料無料)
・USB Type-C 高耐久通信ケーブル (お持ちでない場合)
電子工作ステーション 370円~
・SDカード (お持ちでない場合)
2.8インチタッチパネルTFT液晶ディスプレイモジュール (ILI9341)に使う訳ですが、何ギガの物まで対応してるのかは不明です。
AIによると、ILI9341搭載モジュールでは、SDHC規格までのSDカード(最大32GB)に対応していることが多いそうです。
②「内容物確認」
一つ一つ手作業で部品を入れていっているそうなので、抜けてるのがあるかもしれません。
もし足りない部品があったらすぐに電子工作ステーションさんに連絡しましょう!
品名 | 個数 | 接続箇所 |
BASIC搭載パソコン「MachiKania type P」(組立キット基板)
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1 | |
Raspberry Pi Pico(Type-C)
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1 | |
2.8インチタッチパネルTFT液晶ディスプレイモジュール (ILI9341)
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1 | |
高精度気圧・温湿度センサーモジュール (BME280) (3.3V)
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1 | |
分割ピンソケット (メス)(黒)(42P)
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2 | |
分割ピンソケット (メス)(黒)(20~22P)
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1 | |
ピンヘッダー (オス)(1×4)
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1 | ディスプレイ |
ジャンパーワイヤー 1セット(10色×1本)(オス-メス(約10cm))
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1 | |
カーボン抵抗 1/4W 220Ω
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1 | R4 |
カーボン抵抗 1/4W 1kΩ
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1 | R5 |
カーボン抵抗 1/4W 10kΩ
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1 | R3 |
積層セラミックコンデンサ (0.1μF/50V)
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2 | C1/C2 |
DC電源ジャックプラグ (DC-005)
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1 | |
半固定ボリューム10kΩ (TSR-3323S)
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1 | |
スライドスイッチ 1回路2接点 (基板用/横向き)
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2 | |
スナップインタイプタクトスイッチ
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1 | RESET |
タクトスイッチ(高さ5mm)
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4 | SW1/3/10/12 |
タクトスイッチ(高さ5mm) (上記のと色違い)
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2 | SW6/SW8 |
圧電スピーカー | 1 |
※「分割ピンソケット (メス)(黒)(20~22P)」は14Pと4Pとして使います。残りは予備です。
③「組み立て」
作り方、及び使い方の全般は下記URLに載っております。
今回は簡易キット版なので、上記URLの内容よりシンプルとなります。
なので初心者の方でも簡単に作れますのでご安心ください^^
各部品の配置は内容物確認項目の接続箇所参考に、基板のシルク印字と照らし合わせてはんだ付けしていきます。
はんだ付けする際は、背の低い部品(抵抗など)からはんだ付けしていきましょう。その方がやり易いです。
・「高精度気圧・温湿度センサーモジュール (BME280) (3.3V)」と「Raspberry Pi Pico(Type-C)」のは専用のピンが付属していますので、それぞれはんだ付けしておきます。
・「分割ピンソケット (メス)(黒)(20P)」は14Pと4Pに分け、基板上にて14Pをディスプレイ設置個所(シルク印字:MSP2807)に付け、4PをR3(抵抗)付近にある4穴(シルク印字:LCD_SD)にはんだ付けします。
・「ピンヘッダー (オス)(1×4)」は、「2.8インチタッチパネルTFT液晶ディスプレイモジュール (ILI9341)」の4穴にはんだ付けします。
・「分割ピンソケット (メス)(黒)(42P)」2本とも20Pに分け、計4本の20Pを作り、Raspberry Piを設置する箇所にはんだ付けします。
各左右に3穴×20穴とありますが、一番内側の穴ではなく、真ん中と外側の穴に取り付けましょう。下記画像と同じ配置にしていただければ大丈夫です。
・BME280は下記の位置に接続しましょう。プルアップ済みのモジュールといなっていますので、そのまま繋いでOKです‼
BME280 | Raspberry Pi |
VCC | 3V3 |
GND | GND |
SCL | 7 |
SDA | 6 |
CSB | |
SDO | GND |
全部接続するとこんな感じになります‼
これで準備は完了です‼
次はSDカードにプログラムを入れます。
④「SDカード」
・まず最初に公式サイトから必要なデータをダウンロードします。
公式サイトより、下の方に行くと「ダウンロード BME280.BAS」とありますので、そちらを押しダウンロードします。
※クリックすると別のページに飛んでしまう場合は、右クリックを押「名前を付けてリンク先保存」を押しましょう。
※セキュリティーによりダウンロードがされない場合がございます。その場合は気にせず保存しましょう。
・ダウンロードが完了したら、BME280.BASファイルをSDカードに入れます。
たったこれだけで準備完了です‼
⑤「起動‼」
SDカードを2.8インチタッチパネルTFT液晶ディスプレイモジュール (ILI9341)に差し、Raspberry Pi Picoに電源を繋げます。
そうすると、ディスプレイに「BME280.BAS」が表示されますので、ダクトスイッチで操作し、選択するとBME280センサーの値が表示されていきます‼
現在制作中。3月上旬完成予定。